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CATEYE HL-EL600RCレビュー [自転車]

 昨年のサイクルモードで参考出品されていた、CATEYEの新製品「HL-EL600RC」を購入して使ってみた。
この製品は充電池を内蔵したタイプで、上位機種のHL-EL700RCや同710RCと異なりコードレスなのが良い。
当初、明るさ・電池の持続時間が上の兄弟機種「HL-EL610RC」も検討したが、当然、サイズ・重量と価格もアップするので見送った。特にサイズと重量がネックで、こちらだと乾電池型の「EL520」よりも大きくなってしまう。EL520の性能は認めるが、EL600RCだと重量もサイズも(ロードバイクにはちょっと邪魔なEL520よりは)小さく軽くなり、充電で繰り返し使えるのでエコにもつながる。
 このEL600RC、点灯モードではハイ/ロー/点滅と切り替えられるのだが、スイッチのON/OFFはボタンの長押し、ハイとローの切り替えはシングルクリック、ダブルクリックでハイ/ローいずれからも点滅モードに切り替わる。うん、これはマグネットスイッチを採用しているEL400などから一歩進化したと思える。これなら間違えてカバンの中でスイッチがONになったりするのを防げるし、操作も無駄がなく直感的に使用ができる。


DSCN1388.JPG

 まず、明るさはまあまあといったところ。充電型にしてはハイでも弱いと感じずにはいられないが、まあEL520の代わりには何とかなるか。ただ、光の性質自体がどうも違うような感じで、直線光で周囲を光の輪が照らす520に比べ、こちらは拡散光で真ん中に強い光というものは発生しない。どうも、弱めの光を拡大鏡を使って照射しているように見える(これは、CATEYEの新テクノロジーである「ROL」によるもので、反射鏡を使って最適な配光を行う、とある)。まあそこそこ明るい光が、割と広範囲に得られるので悪くはない。ただ広範囲なだけに遠距離レンジでは使いにくく、相手に自分の存在を知らせたり、近距離レンジでの使用が最適ではないだろうか。また、1万3千円という価格に見合うかどうかは微妙なところ。正直、薄暗い時間ならハイモードを使えば車道でも何とか走れるが、日の出が遅く日の入りが早い真冬になると少々不安。さしずめ、春夏用ライトといったところ。

DSCN1389.JPG


ちなみに、EL520はMADE IN JAPANだったが、こちらEL600RCはMADE IN CHINAだった。前者より高価なのに中国製かぁ。そういう部分にも製品の位置づけが現れている気がする。


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